乳がん検診

当院のマンモグラフィ

当院の乳がん検診は忙しい患者様が気軽に来れるように土曜日も予約を受け付けています。
消化器専門病院ですがマンモグラフィの専門資格を有する画像診断医と撮影技術認定を有する女性の診療放射線技師が中心となって乳がん検診を行っています。
ご興味がある方や女性のがん検診無料クーポン券をお持ちの方は是非一度ご相談ください。

放射線科外来受付 TEL 097-556-7077

以下の地域のクーポン券がご利用になれます。

市区町村名有効期限
大分市令和6年1月31日
別府市令和6年3月31日
津久見市令和6年2月29日
竹田市令和6年2月29日
豊後高田市令和6年3月31日
宇佐市令和6年2月29日
由布市令和6年3月31日
姫島村令和6年3月31日
日出町令和6年2月28日
九重町令和6年1月31日

※令和6年度分は未定となっています。

各市町村からの情報を随時更新いたします。

※豊後大野市、玖珠町、日田市、佐伯市、中津市、臼杵市、杵築市のものはご利用になれません。

マンモグラフィを使った乳がん検診について

当院では早期の乳がんを発見するために、乳房専用X線撮影装置(マンモグラフィ)を使用して検診を行っています。

乳房は柔らかい組織でできているため圧迫板で平たく引き伸ばします。これは、乳腺組織の重なりを少なくして、診断に用いる良好な写真を撮るためです。乳房は撮影時に圧迫板を用いてやや強く押さえますが、一定以上の圧力はかからないようになっています。リラックスして短時間で検査を受けていただけるようスタッフ一同努めています。

マンモグラフィ乳がん検診の特徴

柔らかい組織なので専用の装置で撮影します
マンモグラフィは乳房のX線撮影のことです。乳がんをはじめ乳房にできる病気の殆どを発見することができ、しこりとして触れないごく早期の乳がんも発見できます。

所要時間は20分程度です
一方の乳房を2方向から撮影します。更衣から撮影終了後の写真確認まで20分程度です。

女性技師による安心の検査
検診マンモグラフィ撮影技術認定を取得している女性技師が撮影を行いますので、安心して検査を受けていただけます。

乳がん検診の流れ
① 受付(放射線科外来受付の窓口にて行います)
② 更衣(専用の検査着に着替えていただきます)
③ マンモグラフィ撮影(専用の撮影室にて行います)
④ ※乳腺エコー検査(オプション検査)
⑤ 更衣
⑥ 結果説明(後日郵送いたします)

乳がん検診料金
【基本コース】マンモグラフィ3,870円
【オプション検査】乳腺エコー検査3,565円
【セットコース】マンモグラフィ+乳腺エコー検査6,690円

※料金は消費税10%込みです。

※大分市の女性のがん検診無料クーポン券がご利用になれます。

ピンクリボン大分のページ

※お支払いにクレジットカードをご利用になれます。

撮影にあたってのお願い

制汗剤やパウダーなどはよく拭き取ってください。
撮影の範囲は乳房から胸壁を含めた部分になりますので、撮影の際は制汗剤やパウダーなどはよく拭き取ってください。

気になる点などはご遠慮なくお申し出ください。
ご自身でお気付きになられたしこりや、過去の手術歴などをお申し出いただきますと正しい撮影と正確な診断に非常に役立ちます。

乳がん検診を受けられない例

安心して検査を受けていただくため、以下に該当する方の乳がん検診は当院では出来かねますので、乳腺外科や治療をされた医療機関へお問い合わせください。

  1. 《心臓ペースメーカー、脳室―腹腔内(V-P)シャント、CVポートなどの医療機器を体内に入れている方》
    位置がずれたり、圧迫により医療機器が破損する恐れがあります。
    治療をされた医療機関での相談・受診をお勧めします。

  2. 《豊胸術、乳房再建術を受けたことがある方》
    (シリコン注入、シリコンバッグ、生食バッグ、ヒアルロン酸注入、脂肪注入など)
    圧迫により内容物が移動したり、破裂する恐れがあります。
    また内容物が乳腺に重なり、正確な診断が困難になります。
    乳腺外科の受診をお勧めします。

  3. 《乳房(胸部付近)術後1年以内の方》
    圧迫により傷口が開く恐れがあります。
    治療中の医療機関での相談・受診をお勧めします。

  4. 《肋骨骨折、打撲などで治療中の方》
    圧迫により、受傷部位に痛みが生じたり悪化する恐れがあります。
    治療中の医療機関で相談されるか、乳腺外科の受診をお勧めします。

  5. 《妊娠している方、妊娠の可能性のある方》
    マンモグラフィ検査は放射線被ばくがあります。
    胎児への影響を考慮し、通院中の婦人科で相談されるか、乳腺外科の受診をお勧めします。

  6. 《授乳中の方、断乳後6か月未満の方》
    乳腺が発達して通常の乳腺の状態と異なるので、検診で異常を見つけにくくなります。
    通院中の婦人科で相談されるか、乳腺外科の受診をお勧めします。

オプション検査

乳腺エコー検査
エコー検査は若い方や授乳経験のない方の乳腺組織の中のしこりを見つける能力が高い検査です。
発達した乳腺の場合、マンモグラフィのみでは正常乳腺組織と腫瘍の区別が難しい場合がありますので40歳未満の方に適しています。痛みは伴わず、放射線被ばくの心配もありません。

正常乳腺

乳がん

乳がん検診のすすめ

現在、日本では女性の9人に1人が生涯のうちに乳がんにかかると言われており、亡くなる方は年々増加し、全国での年間死亡者数は1万人を超えています。乳がんは早期発見されることによって90%以上の方が治っており、決して恐い病気ではありません。早期発見のためには、自己検診やマンモグラフィなどによる定期検診が極めて大切です。当院では、マンモグラフィ装置等を駆使して乳がんの早期発見・早期治療を実施します。

 

当院の乳がん検診受診者推移

※平成27年7月~平成28年9月末まで女性技師が育児休業中のため乳がん検診を休止。