院長挨拶
平成の御代が終わり、5月より令和の時代が始まりました。
皆様方におかれましては、気持ちも新たに、健やかに新たな時代をお迎えの事と思います。
当院も消化器科専門病院としてこの地に開院して以来、39年目を迎える事となりました。これもひとえに皆様方の支えがあったからこそと感謝しております。
令和の時代に合わせたわけではありませんが、当院では本年4月より、有田桂子先生を新理事長とし、新しい体制でスタートする事となりました。これを機に総合診療科の開設や、リハビリテーション科の充実など、消化器疾患だけでなく、高齢化する地域医療のニーズに対応する体制を作り上げることができると思います。
ですが、消化器疾患の専門病院という根幹は揺らぐものではありません。昨年5月より開始しました上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の予約制も完全に定着することで、患者様の待ち時間の短縮にもつながっております。また、検診での胃カメラの受け入れも増加し、検査数は増加していますが、本年4月より消化器内科医が1名増員となりましたので、十分対応できると考えております。
消化器外科領域では、良性疾患である胆嚢結石症や鼠径ヘルニア、悪性疾患である胃癌や大腸癌に対する手術を体にやさしい腹腔鏡下手術をメインに引き続き行ってまいります。
令和の時代が当院にとって、変革と飛躍の年となるべく、有田新理事長の下、職員一丸となり努力していくつもりですので、何卒よろしくお願い致します。
医療法人八宏会 有田胃腸病院
院長 白水 章夫
経歴
昭和40年生まれ
平成 2年 大分医科大学医学部卒業
平成 3年 大分医科大学医学部第一外科入局
平成 6年 国立病院九州がんセンター
平成11年 津久見市医師会立津久見中央病院
平成16年 大分大学医学部付属病院助手
平成18年 国立病院機構別府医療センター 外科医長
平成20年 中津市立中津市民病院 外科部長
平成25年 大分赤十字病院 外科部長